短編

□中忍試験さん
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具体的な戦闘シーンはなしデス(逃)。



***



「三人とも、中忍合格おめでとう!ま、おまえら実力あるから当然だ〜ネ」

にっこり笑顔の銀髪が憎い。こいつのせいでこの班なのだ。

「フンッ、あれくらい楽勝だ」
「去年よりは楽だったわ」



………そりゃそうだ。

蛇オカマがいないもの。



「疲れてる?」
「はい、とっても…」
カカシ先生に聞かれて、思わずサスケをじっとりと見てしまう。
「な、何だ?」
心当たりある癖に。
「サスケを止めるのに苦労しました。巻き込まれないようにするのに苦労しまシター」

サスケ君かっこ良かったわ、なんて。サクラは余裕だ。



「サスケは合格者の中では評価が低かったぞ」
「何!?」
「えぇ、どうして?サスケ君、他よりずっと強いじゃない」
「何でだ?俺は決勝まで行った!」
一番じゃないと気に入らない少年。食ってかかるが、今更カカシ先生に言ってもどうしようもない。

ちなみに本選決勝はサスケと我愛羅。周囲に危険が及ぶという事で、レフリーストップ。途中引き分け。危ねぇ…。

「戦闘能力は高いけど、チームを率いる点では問題有りだ。中忍になるって事は、まわりを見て冷静に状況判断しなきゃいけないし、部下の面倒も見ないといけない。その点一番良かったのは…」

こちらに向けられた目線。

「ぇ…私?」
「サスケを上手くコントロールしてたからネ!本選も作戦勝ちだし」

私、ちまちました忍術で相手を撹乱しただけだけど。一回戦はどこぞの下忍と。二回戦はさっさと棄権しました。

「クソ!俺と勝負しろ!!」
「嫌」
「!?」

死ねと言うのか?
ふざけんな。



***



完全に捏造ですが、中忍試験クリアしました(笑)。

 

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