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綱手様、初めまして。
ついついその胸に目がいってしまう。羨ましい限り。触ってみたいな…頬擦りとか(←変態決定)。
説得はナルトにお任せ。
螺旋丸は、ちょこっと影分身でと教えたので、マスター間近。ふふふ、賭けなんて余裕だ。たぶん。
私はそろそろお暇します。すぐ戻るけど。
私がいる事、蛇にばれちゃいけない。
クロシロと打ち合わせ。
後は、待つだけーーー
あー…、原作通り。
短冊街の外れ。
彼らから離れた所で観戦する。
綱手 VS 大蛇丸
かと思いきや、邪魔が入る。
カブトだ。
うん、原作通りーーー
｢ぇ…？｣
え？
何でカブトがいるんだ？
えぇっ？本当にカブト！？
何でッ！？
思わず二度見、三度見。
ーーー木の葉、役立たずッ！！
不安、的中。
逃がしやがった。
イビキさんの馬鹿、阿呆、マヌケ！役立たずぅッ！！
いやーーー
ダンゾウだ。
大蛇丸とダンゾウは、繋がっていたはず。
パイプ役はカブトか？
色々とマズイ事を知っているカブトを、情報が漏れる前に逃がしたのだ。そこで始末されない辺りは、さすがカブトとでも思えば良いのか…？
心中でダンゾウ＆カブトに呪いーーーそんな場合じゃない。
｢おい、あの眼鏡はどうする？｣
打ち合わせにない登場人物に、クロが問う。
そうですネ。
どうしましょう？
ちょ、カブトの奴、大蛇丸の腕治そうとしてやがる！？いや、やめてぇ！腕が使えないからこそ、こっちが優位なのに。私程度の神経破壊じゃ、カブトにすぐ治されるーッ！？
あ、自来也様が邪魔してくれた。役立たずとかエロとか思って、ごめんなさい。
流石のカブトも戦いながら治療は無理だ。
………あのエロ、原作通りヘロヘロだ。薬飲まされるって、教えとけば良かったか。でもそれだと綱手様がトラウマ乗り越えられない？
｢あぁ、蛇は自来也と戦うようだな。眼鏡は、ナルトとあの女が相手か｣
クロの冷静さが身に染みる。
てゆーか次期火影、次期上司をあの女呼ばわり。
シロは頷いてるし………白って盲目的に再不斬が好きだと、実感。きっと今、お面の下は微笑だ。
｢とりあえず待機デス。口寄せした後に終わるので、その時に。最優先は蛇、眼鏡はその後ー｣
カブト、後で良いのか？
でもまず大蛇丸を倒さなきゃ、サスケが里抜けしてしまう。
色々考えたつもりなのに、作戦変更。
いや、作戦も何も、綱手様と自来也様にボコッてもらおう作戦だったんだけど………私の頭が役立たずか。
用意だけはしておいた。
苛立ち混じりに兵糧丸をガリボリ。
あー…、お腹痛くなってきた。神経麻痺しなきゃ。
パニックだった木の葉崩しの時とは違う。
マジで泣きたい。
でも強制的に引っ込める。
私が自分で決めた事。
私、頑張れーーー