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綱手様探索中のナルトと自来也様に合流した。
クロシロにお願いしたら、すぐに探してくれた(便利!)。

………二人がいなかったら、私何も出来ない!?
天井辺りに感謝。
少しくらい出て来てくれたら良いのに、律義に暗部を通しているクロシロ。確かに生きてるってバレたら、霧隠れと問題になる。
氷遁でバレるんじゃあ…いや、まぁ、その時は火影様ガンバ!



プチ修行の旅だ。



「ナルト、影分身教えて」
人に何かを教えるという事が嬉しいらしい。グワーッとかビシッとか、擬音の多い説明を聞き流し、印を覚える。
はしゃぎ過ぎ。自分の修行を忘れないように。

「自来也様、三禁ですよ」
私の言葉に目をそらすエロ。
まぁ、男の子の通過儀礼のようなものか。少しは見逃そう。ナルトはサクラ一筋だしね。
ナルトのお金は使わせマセン!



イタチさんの答は是か否か。

登場回数が限られているから、接触の機会は少ない。まさか暁のアジトに侵入とか出来ないし。
答を得られるチャンスは、一度だけ。

是でなくては困る。

いや、困るってほどでもないか?他の手段はあるーーーいやいや、困る。










か、影分身って………無理!

なんだ、このチャクラ消費量の多さは?
改めて自分のスタミナのなさと、ナルトの驚異的なチャクラ量を知る。
「駄目だってばよ。すぐ消えちまうじゃねーか」
5分も持たない。
「ナルト…私今、自分の弱さを改めて実感してるから、ちょっとそっとしといて」
「お?おぅ」
自分の修行に勤しむナルト。
正しく良い子だ。

おばさんに修行はツライ。肉体的にも精神的にも。いやいやいや、肉体は若いって。

「ナルト、影分身でしてみるといいよ〜」
「本当か?よっしゃーッ!」
こっそり教える。
原作よりも強くなって欲しい。





「で、嬢ちゃんは何をするつもりなんじゃ?」
自来也様には、何かバレてる。伊達に伝説呼ばわりされてないな。ちょっと馬鹿にしてました。ごめんなさい。
クロシロにも気づいてる?
「近々、お客様があります」
あなたがエロに引っ掛かっている隙に。
「…何を知っておる?」
イチャパラから死に様まで、なんて。
「あなたがその昔綱手様にフラれたとか、お風呂覗こうとして半殺しになったとか、ナルトに初めて会った時も覗きをしてたとかー」
「いや、もう良い…」
落ち込む自来也様。
何かこのエロ仙人に対しても遠慮なくなってるな、私。



頭のネジは抜けたまま。

そうでなくては、こんな怖い事、出来ない。










ーーーあの、役立たずッ!!



クロシロから、その情報を聞いた時、私は激しくカカシ先生を呪った。

クロいわく、うちはのガキ。
シロいわく、サスケ君。

それが、この宿に近づいているとーーー

あの役立たず、月読くらわずに済んだのに、何サスケ暴走させてんだよ!?
もはやカカシ先生の脳内ランクは最下位、底辺だ。



ハニートラップに引っ掛かったエロは放置。



ーーーイタチさんが来る。

 
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