小説
□今、声、繋ぐ
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「無関心になられるぐらいならば、嫌われたい。」
俺の行動は全てそんな気持ちから来ていた。
今までのたくさんの嫌がらせ。
それは全て自己満足。
「これで無関心にはならないだろう」と。
こんな感情……どうすればいい?
いつから在った?
いつうまれた?
何故うまれた?
何故こんなに俺は……――――
―――…平和島静雄
前までの俺なら聞いただけで苛ついていた名前。
それなのに……
いつから。
この気持ちは言わない。
というか、あまり自分でもよく分かってない。
……まぁ、言ってもどうもならないんだろう。
何も変わらない。
二人が共に生きていく世界など存在しない。
有り得ない。
このままの感情でいい。
ならば………
せめて壊れないように。
、