マンキン

□桃まん
1ページ/2ページ


「桃まんが食いたい」

いきなり口を開いたのは蓮

オイラは少し困った顔して蓮を見た


「また同じ事言ってる…
無ぇもんは無ぇの…っ!」

実はこの会話は
さっきから何回もやり取りしてて

正直、苛立ってた


そしてまた沈黙が続く



この重い空気…やだ



しばらくしてまた
蓮が口を開いた


「桃まn「だぁあぁぁっ!黙れぇええぇっ!」」



のを阻止した




「お前マジでいい加減にしろよ!
オイラもそろそろ限界だぞ!
てかさっきから桃まんって何回言ったんよ!
うるせぇよ!黙れよ!口開くな!
つかそんなに桃まん好きなら
お前が桃まんになればかやろう!!」


とりあえず…言ってやった…

そしたら蓮がため息をつくから
オイラは蓮を睨んだ


「なんよ…?」

「貴様最後まで話を聞け」

「?」

「俺が言いたかったのは
桃まん、一緒に買いに行かないかと

それだけだ」

「は…?」

「だから、俺は貴様と…あの、」


蓮が急に顔を赤くした

熱かな…

否 でもそんな感じじゃなさそうだ


…ったく


言いたい事があるなら
はっきり言……
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ