復活

□伝えたいこと
3ページ/3ページ








数日後

俺は身体の痛みも消え
10代目の眠っている場所に向かった


見たくない…本当は…

でも 伝えなくては


謝罪と御礼の言葉




森の中を進むと見えてくる


貴方が眠っている棺桶がある


あと少し…

もう少し…




「?」


誰かいる…


「おい、誰だ」


こちらの声に気付いたらしい
そいつは俺の声に怯えている


少し進むと

正体が分かってきた


「…っ!」


言葉を詰まらせた

なぜなら、それは


「あ…あなたは…っ」


俺達の愛しの人


「10代目!!」



10年前の貴方でした


「ご、獄寺君?」


みつけた


「すみません10代目!すみません…っ」



貴方に会えた喜びよりも
謝罪の言葉が先に出た



貴方と話した時間は
とても短く感じました

そして一番大切な事を
伝えようとしたとき




ぼんっ



俺は10年前に飛ばされた




「ここは…」

10代目のお部屋

懐かしい…

ここで何度も10代目達と
語り合った事か


淡い思い出が蘇る

俺が部屋を出ようとした瞬間



「隼人…」


幻聴なのか

愛しの彼の声が聞こえる


「隼人…こっち」


声のする方へ振り向いた

夢かと目を疑ったが
彼は本物だった

「10代目…っ」


生きていた
そこに立つのは

美しい貴方


あぁ…10代目



「貴方に伝えたい事が…」


彼がふと笑った


「ありがとう、ございます」



やっと


言えた




遅くなってしまい
申し訳ありませんでした







*****


よくわからない(^O^)
なにこれwww








.
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ