ソウルイーター短編夢
□人の目も考えず(魂喰・キッド
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ザワザワと人の話し声が飛びかう教室。
たった今授業が終わり休み時間になったところだ。
しかもお昼の長休憩タイムなので、『お昼どこで食べるー?』等の会話がいたる所から聞こえてくる。
また、それは自分たちも同じな訳で・・・
「キッドー、今日は昼どうするよー?」
「お腹すいたねー、おねぇちゃんっ!」
「今日はレイラがお前たちの分も作ってきてくれたと言っていたぞ。」
「お?まじで?レイラのご飯はうまいからなー、楽しみだな、パティ♪」
「早くたべたいぞ、コノヤロー♪」
「今日はサンドイッチを作ってきたんだよ!みんなで食べよ〜♪」
なんて会話をしていると、勢いよく話を割って入ってきたのはブラックスター。
「レイラの飯だと!?このビッグな俺様も食ってやろう!」
「ちょっとだめよブラックスター、勝手に・・・」
「あ、いいよいいよ椿ちゃん!そのつもりでいっぱい作ってきたの!ソウルとマカも一緒にたべよ〜?」
後ろの席に座っている2人にも声をかける。
また二人も、学食に行こうか購買で何か買うかで迷っていたようで、すぐにこっちの話に乗ってきてくれた。
「ほんと!?レイラちゃんありがと〜!」
「お前そんないっぱい作ってきたのかよ?ご苦労さん。」
「最近みんな課外授業とかであんまりお話できなかったから、折角ならって思って!迷惑でなかったらいいんだけど・・・;」
「喜ばれはしても迷惑だと思うやつはこの中にはいないと思うぞ?レイラ。」
「そうだよレイラ!ほんとに嬉しいよ?ありがとう!」
「俺様が食い尽くしてやんよ!」
「もう・・・ブラックスターったら・・・」
「んで、どこで食べるんだ?」
「ここ狭いから屋上いこーよっ!おねーちゃんっ」
「あぁ、天気も良いしいいかもなっ」
「そうだね!んじゃいこー♪」