ソウルイーター長編夢
□自己紹介
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最初の1時間目がおわり休み時間になると、
隣に座っていたツインテールの女の子が待ってましたと言わんばかりに話しかけてくれた。
「私はマカ=アルバーン、マカって呼んでね!よろしく、レイラちゃん!」
笑顔いっぱいで笑いかけてくれる女の子、なんだか可愛い。
でもおかげで、不安だらけだった心が軽くなった気がする。
「レイラでいいよ、マカ。宜しくね♪」
「うん、わかった。じゃあレイラって呼ぶね!」
「ありがとう、・・・えっと。」
マカの隣でこちらを見ている真紅の目をした男の子。
「俺はソウル=イーターだ、ソウルでいいぜ、レイラ」
「うん、宜しくねソウル。」
「お・・おう」
何故か彼は伏せ目がちで、頭をかきながら少し困ったような表情で私の方に手を出してくれた。
私もその手を握り返し、ニッコリと笑う。
途端にソウルは慌てた様に手を放し、更に俯いてしまった。
どうしたのかな・・・なんて思っていると、後ろからも声がかかった。
「おいおまえ!」
「・・・え?」
振り向くと青い髪をしたやんちゃ顔の男の子。
目があうと、彼は何かを決したように口を開いた。
「俺様はブラック・スターだ!レイラ、お前は俺様の嫁になれ!」
「「「「・・・・・は!?」」」」
「ち・・・ちょっとブラックスター?(汗
ご・・・ごめんねレイラちゃん、私は椿です、宜しくね。」
「あ・・よろしく、椿さん」
すらっと背の高く、長い髪を高く結い上げている女の子が焦った様子でブラック・スターをなだめるが、
次の瞬間私の身体はブラック・スターの腕によって拘束されていた。