コナン＆まじ快
□増えた秘密の共有者
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「平次！！」
「栞しばらくやな！元気しとったか？」
「・・・え？」
「勿論！平次も元気そうでよかった」
「折角栞に会えるっちゅうのに、病気なんかしとる暇あらへんわ」
「え・・・ちょ、え？」
ちょっとまて、なんでここに栞がいんだ！
それよりも今苗字じゃなくて名前で呼んでなかったか！？
つーかまずなんで顔見知りなんだよ！
あまりの予想外の出来事に頭がついていかない。
ぐるぐると思考が回り続け呆然としてしまう俺を他所に、さも当然のように会話をし始める二人にまともな言葉を発すことが出来ない。
「コナンくんも久しぶり！」
「ひ・・・久しぶり栞姉ちゃ・・・じゃなくて！！
どういう事だオメー等説明しろ！！」
満面の笑みで何事もないように話しかけてくれる栞に、俺も釣られて返答しそうになる。
が、ハッとして、慌ててこの状況の詳細を求むとつい大声で叫んでしまった。
「ちょ、コナンくん！その言い方は平次に失礼でしょ！」
「今はんな事どーでもいいっつーか、服部はもう知ってっからいいんだよ！」
「・・・へ？」
「なんや、栞も工藤の事知っとる側の人間か」
「え・・・いやちょっと待って、何でそんな事になってるの・・・」
流石の栞も、服部が俺の幼児化の事実を知っていることに至極驚いた様子。
けれどそれより何より、栞と服部の接点・関係が気になって仕方なかった・・・