LOVE
□もしもヒロインが学生ならば
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青 「そこはさっきも説明しただろう。ここにこの公式を当てはめて計算するんだ」
「…うーん……あっ、こうですか!??」
青 「違う。だからここは…君は何度言えばわかるんだ」
「ごめんなさいぃ…(泣)」
黄 「なにしてるの、2人とも〜??」
「!?猿飛くーんっ!!」
黄 「ぉわっ」
赤 「!!!!?ななななにしてるんだ!!?離れるんだみるく!!!」
黄 「え〜、俺的にはこのままで良いんだけど〜」
青 「離匡、席に戻れ」
「ちょっとだけ休憩…」
青 「君が私に頼んできたんだろう」
黄 「てか、どうしたのさ??」
赤 「それよりも黄平から離れろみるく!!」
青 「うるさい赤木。離匡が次の期末テストで赤点をとりそうだと言うから、勉強をみてやってるだけだ」
黄 「そういう事なら、俺に言ってくれれば良いのに〜」
「私もそう思います」
青 「どういう意味だ離匡」
「青山さんスパルタすぎます〜(泣)」
青 「私は君の為を思って…」
赤 「俺だって勉強くらい教えられるぞ!!」
青 「馬鹿はおとなしくしていろ」
黄 「ひどいな玲ちゃん(笑)」
赤 「ホントだって!!英語はペラペラだぞ!!」
「そういえば赤木さんって、帰国子女でしたね!?」
黄 「じゃあ、玲ちゃんは数学、リーダーは英語、俺が国語ってところかな〜」
「いいんですか??」
黄 「もちろんだよ♪」
赤 「おーし!!気合い入れてやるぞーーー!!」
青 「…ちょっと待て」
赤 「なんだよ玲士、文句でもあるのか??」
青 「大アリだ。猿飛はともかく、本気で赤木から習う気か離匡??」
「…でも、英語流暢なんですよね??」
青 「話せるのと教えるのとではまるで違う」
黄 「提案しといて何だけど、確かにリーダーの授業は滅茶苦茶っぽいね」
赤 「黄平っ、お前まで!!?」
青 「もう一度聞く。本気で赤木から習うつもりか??」
「……すみませんでした…青山先生でお願いします」
青 「わかればいい」
黄 「リーダーどんまい☆」
赤 「…黄平…おまえわざとだろう…」
黄 「なんのことかなぁ〜♪」
「ごめんなさい赤木さん、猿飛くん。やっぱりはじめにお願いした青山さんに教えてもらいます」
黄 「まぁ、玲ちゃんが一番教えるの上手なんじゃない??スパルタさえなければ」
青 「…そうだな。怒られながらでは、頭に入るものも入らない」
黄 「じゃぁ俺は、玲ちゃんがスパルタにならないように見張ってるよ」
赤 「じゃぁ俺は、親の心境になって応援する!!」
「ありがとうございます!!」
青 「十分休憩しただろう、そろそろ始めるぞ」
「はーーーいっ☆」
その後
3人のおかげで
赤点は免れたそうです…