こちら桐皇学園バスケ部!
□合宿1
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「うわあ…」
「なまえ、口開けすぎ。
んで、とりあえず海やのうて合宿所を見ようや」
皆さんハロー!みょうじなまえです!
本日は合宿のため海の近くにある合宿所に来てます。
"どきどき〜(略)合宿"は、1泊2日の間ここで行われるのです。
「わくわくするね!
早く泳いぎたいなー」
「落ち着けなまえ、わかっとると思うけど今はまだ4月や」
「ちょっと冷たいけど、泳げないこともないと思う!
それにあたし、可愛いビキニ持ってきたんだよー」
「なまえのビキニ姿めっちゃ見たいけどアカン。絶対にアカン!」
…というわけで、今回は泳がないことにしました。
夏合宿のときは泳いでえーよ、と翔一くんが言ったので、夏まで我慢!
そう自分に言い聞かせ、これからお世話になる部屋へと荷物を置きに向かった。
荷物を置いて動きやすい恰好に着替えて集合場所に行くと、翔一くんが今日の練習について説明していた。
これからの練習は体育館を借りてするらしい。
といっても、現在午後4時半すぎなので(出発前にも練習があったのです)数時間の練習だけだろうから、たいしたサポートも必要ないと思う。
なのであたしとさつきは夜ご飯の用意をすることにした。
今日のメニューはカレーとみそ汁!合わないけど、他に思い付かないから仕方ない。
さつきはカレー、あたしはみそ汁と分担してさっそく調理を始めた。
(あー、さつきの料理か…)
(どしたんや青峰、顔色悪いで?)