がらくた広場

□[学]年越し編
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注意!!)設定は本編と同じですが、内容は全く関係ないです;

***

今日は、Sクラスの先輩達全員と幸村先輩と
佐助先輩の下宿先でもある、武田先生の家で年越しぱーりぃをしています。
あ!武田先生は、謙信さんの家でお酒を飲んでいるそうです。
やっぱり、先輩はおもしろいです。



葉乃と先輩たちの楽しい年越し



「毛利先輩〜、そこのみかん取ってください〜。」

「自分で取ればいいものを…。」

ぽーんとみかんを私に投げて寄こしてきた。
ボソッと文句を垂れながらも、なんだかんだ言って優しいんだもんなー。

「ありがとうございます〜。」

「おいおい、葉乃。
食って寝たら牛になっちまうぞ。」

「も、元親先輩!
それは、乙女にとってのNGワードですよ!!」

私は、持っていたみかんの皮を投げつけて、反論した。

「元親君、最悪ね。
市、長政様に言いつける。」

[女の子にそんなこと言ったらダメ。]

一緒にこたつにゴロンとしていた市先輩と風魔先輩が味方になってくれた。
一方、もう一人のお姉さまであるかすが先輩は、

「葉乃も市も食後にすぐ横になったらあまり体によくないぞ。

あ、コラ。みかんの皮を床にこぼすな、というか投げつけるな。
まあ、長曽我部なら…」

(こたつの中に入ったらなかなか抜け出せないんだよね…。)

そう思いながらも渋々市先輩と起き上った。風魔先輩はそのまんまだったけど。
あ、もちろんちゃんとみかんの皮も拾って。

すると、隣のこたつから政宗先輩がやってきて、

「Hey,葉乃。
大富豪しねえか?」

「あ、やります!」

先輩にも、やりますか?って聞いたけど首をフリフリして断られたけど、元親先輩のみが俺も参加すっかな、と言って立ち上がった。
私と一緒にこたつから抜け、政宗先輩、成ちゃん、佐助先輩、幸村先輩、慶次先輩がいるもう一つの大きいこたつに入った。

私は、おじゃましまーすと一言言い、佐助先輩と政宗先輩の間に座った。

(それにしても、揃いも揃ってイケメンだよな…。
男ばっかなのに、そんなにむさ苦しい感じがしないね。)

それぞれの顔をまじまじ見ながら、思った。

「葉乃ちゃん、どうしたの?
俺様の顔になんかついちゃってる??」

私の顔をグイと覗きこんできた。

「なんでもないですよー。
(本人の目の前で「イケメンですね」なんて言えないです!!)」

「そっか、ならいいけど…。
あ!俺様いいこと考えちゃった。
この勝負で大富豪になった人が大貧民になんでも命令できるってルールにしない??」

めっちゃ笑顔満開な佐助先輩。でも、なんか嫌な笑顔。

「それ、俺乗った!なんか、楽しそうだな。」

二カッと爽やか笑顔で賛成する慶次先輩。
次々に賛成の声が増えて、私の意見を聞かずにそのルールが施行された。







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