銀魂
□土沖
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そろそろいい加減にしてほしい
夜、そう思い総悟の部屋へ向かう
総悟の部屋の前へ行けば煙草を吸おうと箱を出した瞬間(とき)に襖が開いた
心の準備がなく、思わず煙草を箱ごと落としてしまい、拾おうと手を伸ばす
ドスッという音
俺の手の先にある煙草の箱のちょうどド真ん中に刀
「おっといけね、つい手が滑っちまいやした」
いつも通りニヤリと笑い全く悪びれもなく総悟
いつもと同じなのだが、今日はそのいつもと同じように相手をするどころではなかった
「……おい総悟」
「なんですかィ?土方さん」