novel ss1

□The hero's come!
1ページ/2ページ

QLOOKアクセス解析



サクラといのは互いに視線を送りながら作戦を練っていた
この状況からいかに上手く逃れるか…
不利だ。なぜに4対2。


二人は今日久々に医療班として同じ任務に加わったていた。
無事に任務を終え、一緒にご飯でもと夜の街へと繰り出してきたのだった。
そして見知らぬ男達4人に囲まれているこの状況。


「ちょっといい加減にしてよ!行かないって言ってんでしょ?!」
「イイじゃん。一緒にさぁ〜」
「もう!触らないでよっ」


男達はニヤニヤと笑いを浮かべながら二人を逃がさないように取り囲む

二人が繁華街に繰り出してきた時刻は、他の人々がもうすでに1軒目で程よく酔いがまわっている頃だった。

この男達もやはり酔いが回っているらしくかなりしつこくて
かれこれ20分位このやりとりを続けていた。

こんな街中で忍具を振りかざして逃走するわけにいかないし(そもそも今は任務外なので忍具など持ち歩いていないし)
サクラの怪力を披露して街を破壊するわけにもいかない。

数々の戦渦をくぐり抜けてきた二人も、こうなってはやはりただの女の子なのだった。


「イイじゃんイイじゃん。行こ行こ〜」と男達が二人の手を引いて歩き出そうした





「おいおい」





その声とともにいのとサクラは後方へ引き戻された。
シカマルとナルトがいのとサクラの肩を掴んでいる。



「ねぇ、何してんだってばよ〜」
「待ち合わせ場所に来ねぇから探しただろが」


そう言いながら二人はさり気なくいのとサクラを自分達の方へ引き寄せ、隠すようにして男達の前に立つ。


なぜここに二人が??
待ち合わせ…してないけど???


.
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ