novel ss1

□星空/naruto
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久々に、サクラちゃんと一緒の任務になった。

サクラちゃんは今ではかなり医療忍術の技術が向上していて、医療班への参加が多く一般の任務に参加する事が減った。
俺自身も任務のランクも上がって、なにかと忙しい日々。
医療忍者は希少なので、サクラちゃんもとても忙しい。
必然、以前のように一緒に任務に就くことは滅多になくなった。

昔は任務で一緒に過ごすことが多かったので、会えるということが当たり前だったのに
最近ではなかなか会うこともできなくて、ちょっと寂しい…

休みが合えば一緒にご飯食べたりはするけどなかなか休みも合わないし
最近はばぁちゃんの所に任務報告に行った時などに、会って話すくらいだ


集合場所に少し早めに到着。
サクラちゃんの姿を探す。まだ来てないみたいだ。

真っ青な空に向かって両手をあげて伸びをする

「ナルトー!早いじゃない」

体ごと声のする方へ向き直ると、風に揺れる桃色の髪を押さえながらふんわりと笑うサクラちゃんが居た。

「サクラちゃん!久しぶりだってばよっ!」
「本当ね〜。病院と師匠のとこ以外での任務は久しぶりなのよ。なんかワクワクしちゃうわ」

会うのは久しぶりでも、まるで昨日も会っていたかのように昔と変わらず会話が弾む。
嬉しくて、なんとなく顔がゆるみがちだ
今日の俺は周りから見たらあやしいかもしれない。

簡単な任務だったので、昼ごろに任務終了。
残念ながらお別れの時間だ。

昼御飯でも…と思ったが
「これから病院勤務なのよ〜。もう、嫌んなっちゃう。ここの所休みなしなのよ。信じられないわ!」
と若干怒りながら帰っていくサクラちゃんを見送った。


今日の俺の任務もこれで終わり。明日の夕方まではオフだ。
家でのんびりした後、夕方からキバに呼ばれて遊びに行った。

キバの家から帰る途中、木の葉病院の前を通りながら

 もう9時かあ。サクラちゃん、まだ仕事してんのかなぁ〜… なんて考えていたら

玄関からサクラちゃんが出てきた。 思わず立ち止まってしまった。
私服を着てるってことは、仕事帰り???



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