『ただいまっ!久坂さん!』

久「お〜う、お帰り。」

帰宅した娘は、最近同居人になった過去から来た男、久坂玄瑞に声を掛けた。本を読んだ体制のまま、視線を動かさない久坂が座っているソファーにわざと飛び込むように座る。

久「ん、どうした?」

振動に顔を上げた久坂に一気に近付く。

『何か気付きません?』

久「……髪が、フワフワしちょる。」

『正解!パーマかけてみたの!どう?似合います?』

暫く目をぱちくりさせていた久坂は、不意に娘の腕を掴んで引き寄せた。

『ちょ、(ち、近い!)』

鼻の先が触れ合いそうな至近距離で、ガッチリ視線が合う。

久「……うん、綺麗じゃ。」

言い終わるか終わらないかのうちに、娘はもう久坂の腕の中にいた。




















パーマ、かけてみました
久坂玄瑞の場合
それは、君を抱き締める口実
(『髪型、見てなくないですか?』)
(久「いや、見た。ちゃんと見た。(本当はどんな君でも可愛いと思うちょるけえの。絶対言わんけど。)」)


拍手ありがとうございました管理人の元気の源です



[TOPへ]
[カスタマイズ]

©フォレストページ