日々愛愛
□温泉へ行こう!!
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「「「「「「Σ!」」」」」」
『あ、やっと皆さんの顔が見えました!』
ニコニコしている朱李とは対照に、村塾メンバーの心拍数はこちらの時代にきて最高になってんじゃないかくらいに高くなっていた。
――露天が濁り湯で良かったじゃないか。
最早、ポジティブに考えることにした村塾メンバーだが、朱李の白い肩が見えている。
高「(…なんの拷問じゃこれは。)」
伊「(…ヤバい。白い。)」
桂「(ダメだ。僕がしっかりしないと、俊輔とか晋作とか晋作とか晋作が暴走する。)」
それぞれ(朱李を除く)の顔は緊張やら熱いやらで真っ赤である。
風が止み、やっと湯煙が再び立ち上ってきた。
『それじゃ私は髪とか洗ってきますので、また後で!!』
そう言って朱李は颯爽とあがっていった。