日々愛愛

□温泉へ行こう!!
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湯煙でよく見えないが、その声は完全に朱李のものだった。

久「朱李!!」

『はい?』

久「その石よりもこっちには来るな!!」

『??分かりました。』

とりあえず久坂のとっさのバリケードにより一息つく面々。

『いや〜、しかしビックリですね!!こんな田舎ともなると、露天風呂は混浴なんですね〜!』

軽く言っている朱李だが、村塾生達は気が気でない。

吉「(湯煙があって良かった…)」

高「(しばらくは出れんな…)」

『皆さん、疲れ溜まってるでしょう?新しい時代に適応するのって大変だろうし…。』

入「(この緊張で更に疲れが…)」

松「(熱い…)」

その時強い風が吹き、皆の頼みの綱だった湯煙が晴れてしまい、風呂の真ん中にある大きな石(バリケードBy久坂)の向こうにいる朱李の姿がハッキリと見えてしまった。
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