日々愛愛
□温泉へ行こう!!
3ページ/5ページ
湯煙でよく見えないが、その声は完全に朱李のものだった。
久「朱李!!」
『はい?』
久「その石よりもこっちには来るな!!」
『??分かりました。』
とりあえず久坂のとっさのバリケードにより一息つく面々。
『いや〜、しかしビックリですね!!こんな田舎ともなると、露天風呂は混浴なんですね〜!』
軽く言っている朱李だが、村塾生達は気が気でない。
吉「(湯煙があって良かった…)」
高「(しばらくは出れんな…)」
『皆さん、疲れ溜まってるでしょう?新しい時代に適応するのって大変だろうし…。』
入「(この緊張で更に疲れが…)」
松「(熱い…)」
その時強い風が吹き、皆の頼みの綱だった湯煙が晴れてしまい、風呂の真ん中にある大きな石(バリケードBy久坂)の向こうにいる朱李の姿がハッキリと見えてしまった。