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□下克上
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「わかりましたよ」


ここはあえて乗る。

そして我慢できなくなるまで辛抱する(俺が)


「今日は俺が受け、です」


団長は少し表情を曇らせたがすぐもとに戻って


「うんうん♪いい子」


なんていって誤魔化してる


「じゃあ…どこから攻めようかな…?」


そうは言ってるものの、決まってないらしい。

俺がここでばてるとでも思ったんだろう。


そこまでへたれてませんよ団長。


「んっ…」


とりあえず舐めまくってくる団長。


「そんなことで、俺を気持ちよくできると思ってるんですか?」


意地悪なことを言ってみる。


「うぅ…なんで感じてくれないのさぁ…」


別にかんじていないわけじゃない。


むしろ感じているがそれを全身全霊をかけて無視しているのだ。



そしてそんなことがかれこれ30分は続いた。
(よく耐えた俺!)


ついに


「俺…攻め方とか分かんないし…あぶとみたいにできないよ…」


団長は


「俺…気持ちくできないのって男失格なのかなぁ…」


俺の根気強さに


「あぶと…お手本みしてよ…」




負けた。
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