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□下克上
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「うぅうぅぅううぅぅ…」
「あ、起きた?」
俺の視界に最初に飛び込んで来たのは団長
………………。
の全裸。
「 」
絶句。
鼻血が出てきそうだったがどうやらもうでてくるような血は枯れてしまっていたらしい。
「えっちしよ?阿伏兎。」
「いや…いまは…そ「もう準備はできてるんだよ?」
言われて気がつく。
俺も全裸だ。
「…なんでなんです?」
「言ったじゃないか。阿伏兎じゃないとだめなんだって。」
…んなアバウトな…。
「それでもって…」
…今度はどんな可愛いことを言い出すのやら期待していたが…
「俺のチャイナ服、お前の血で汚れちゃったんだよね?」
………………。
その笑顔には
殺気が満ち溢れていた。