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□紙飛行機
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作詞 囚人P
作曲 囚人P
唄  鏡音リン


ある時代 ある場所
混ざらないこの世界で
二人のツタナイ世界つなぐ
ひとつの 紙飛行機

毎日病院を抜けだし
パパの仕事場で
君に会うのが私の全てで

君の手紙を読むと心が
暖かくなる
頬を染めた これが恋なのか

だけど

パパは言う 
怖い顔
あの子には
会っちゃダメ?
私には分からなかった

あなたがいるなら それだけで
生きている意味がある
光の射さないこの部屋で
未来は輝いていたよ


日に日にふえる管の数と
遠くなる耳
歩くのもかなりきつくなったかな

もうここから生きて出れないなら
最後にあなたに
心配だけはかけたく無いから

走る

さよならの
思いのせて
交わされる
紙飛行機
涙はもう見せれない

「待つよ。いつまでも待ってるよ!
君が来るその日まで
手紙を大事になくさずにいたら
また会えますよね…。」


あれから幾月
もう体は動かない
お迎えはもうすぐ来るのかな
あの時の別れ際に

強がらなければ良かった
もう遅すぎた
今もどこかで笑うあなたに…

会いたい
会いたい
会いたい

光の当たらない花はただ
枯れてくのを待つ運命(さだめ)
あなたのくれた手紙だけが
私に光をくれたんです

もう霞んで手紙も読めないよ
部屋に響く無機質な音
お願い もしこれが最後なら
いかせて あなたのもとへ…

あなたがいたから ずっと私達は
(君がいたから ずっと僕達は)
笑顔を忘れずにいられました
(笑顔を忘れずにいられました)
深い闇が二人を切り裂いて
(深い闇が二人を切り裂いて)
深い闇がまた巡り合わせて
(深い闇がまた巡り合わせて)

また明日…
あの場所で…







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