NOVEL
□太陽の笑顔
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元就←夢主
まだお互い幼い頃の出会い。
私だけに教えてくれた貴方の夢。
「我は……皆のいる毛利を、平和なこの地を守っていきたい」
降り注ぐ暖かな太陽の光りの中。
「だから共に行こう!」
向けられた笑顔は日輪の如く輝いていた。
私は、あの太陽の笑顔に捕われた。
あれから数年
松寿丸様は毛利元就様になった。
彼は氷の能面をつけた。
あなたは優しすぎるから。
駒と呼ばれようとも私は貴方の側にいる。
もう一度、あの太陽を、と恋焦がれている。
私も、他の家臣達も
あの太陽の笑顔に捕われ続けている。
End
別サイトより転載