二次創作文

□残蜻
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【サクラ咲ク、君ヘノ思イ。】




サクラ舞い散る春の中、


咲きながら散っていくその姿に




君を重ねた。




『また見に来ようね?』




そう言った君はどこか儚げで


もしかしたらこのまま消えてしまうんじゃないか

──…そう、思った




『また見に来ようね?』




その言葉をあてにしていた訳じゃないけど。




君は突然いなくなった。




『来年も桜、一緒に見たかったな‥』




彼の目は

何処か遠くを見ている様な。


ポツリ、とこぼすと彼の視界は閉ざされた。




サクラ舞い散る春の中、


咲きながら散っていくその姿に

――君を重ねた。




君はもういないのに、


嫌って程綺麗に咲いた桜は、

散っていく花吹雪の中に君の面影を映し出した




..end..




【後書き】

時期的にまだ早いですが‥

書き方が定まらない´`
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