3Z置き場
□あなたが私の心を盗むなら…
2ページ/12ページ
《あなたが私の心を盗むなら、私はあなたの未来を奪う》
俺、坂田銀八は一応高校教師やってまあす♪
そして、三年の担当でしかも、受け持ちは超の付く程問題児クラス
《3年Z組》
「おらァァァァァァァ!!席つけ!!」
の一言から俺の授業は始まるんだが……
正面に受ける気のある奴なんてヅラ………じゃなかった鬘くらいだ
「先生ェ!!鬘じゃなくて桂です……苛めですか?泣きますよ??」
「あれまあ、俺ってば口に出しちゃってた?」
「出しまくりヨ」
「あ〜そ〜っって俺の授業はそんなにつまらないですかァァァァァァ!?」
パコーン
銀八の投げた黒板消しの角が一人の生徒にぶつかった
「痛ェなァ!!何するんだゴルァァァァ!!」
「何するんだゴルァァァァ!!ってお前こそ何授業中に空見てんのォォォォ??寝てる時以外は余所見かよ??俺の授業はそんな退屈か??あ??そんなお外で遊びてェかあ多串ィ!?」
「テメェこそいい加減生徒の名前くらい覚えろや!!ろくに受け持ちクラスの生徒の名前も覚えらんねェ先公の授業なんか受けてられるかよ!?」
ズキン…
さすがに今の言葉はちょっとキタなあ…
だって、俺ァ年甲斐もなくこの生徒に惚れてんだから
「あ〜〜そう!!だったらず〜〜っとお空でも見てなさい!!」
「あ〜そうするよ!!テメェの授業なんか受けてられるかよ!!」
そう言って土方は椅子を動かして思いっきり空兼外を見る
「おら、多串以外の奴はまた授業に戻るぞ」
そして再び授業は再開された
それにしもエラい嫌われ様だなあオイ…
無神経な銀さんでもさすがに傷つくわ…