novel
□ご主人さまとお風呂
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翌朝。
私は愁一郎様の部屋に、コーヒーを持っていく仕事をしようとした。
すると、召使長様から「今日はしなくていいと、愁一郎様からの命令です。」
と言われた。
なんだか避けられているようで悲しくなった。
(…昨夜のせい?)
私が変な勘違いをしたから、幻滅してしまったのだろうか。
(…嫌われたのかな…。)
「ああ、そうそう、美樹屋。あなたは今日一日
私がいいと言うまで倉庫の掃除をしていなさい。
決して愁一郎様の傍に近づかないように。」
「え?…でも、今日は確か
愁一郎様のお部屋の掃除のはずでは?」
「これも愁一郎様からの命令です。
ほら、早く倉庫に行きなさい!」
…・。
私は、胸が張り裂けるような思いを必死で我慢して、
倉庫に向かった。
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