＋α
□HIT 御礼☆
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お前がどんなに頑張ってるか
俺だけが知ってる。
いや…
俺だけじゃねぇか…。
なんだろな？
お前のその
ひたむきさとか
必死さとか
笑顔とか
とにかくお前の全部を見ていたい。
つか…
…お前の全てを手に入れてぇ…
………。
あー…ったく！
そんな無邪気な顔で笑いかけんじゃねぇよ。
自己嫌悪に陥るじゃねぇか…。
そうゆう顔
他の男には見せんじゃねぇぞ？
そんな無邪気な顔で笑いかけられるとだな？
男ってぇのはバカだから
自分に気があるんじゃねぇか…？って自惚れんだよ。
………あ？俺も自惚れてんのか？
そりゃ違うだろ…？
お前が俺に向ける目は
惚れてる以外の何物でもねぇよ。
つまりな？俺が言いてぇのは…
お前は俺に惚れてんだろ…？
………。
あークソッ…！
なんかムカついてきたな…？
「おい…」
「はい…？なんですか？先生…なんか眉間にシワが寄ってますけど…？もしかして機嫌悪いんですか…？」
「…いや…？別に悪くねぇ」
「…毎日補習とか面倒臭いですよね…？」
「…別に思ってねぇよ」
「じゃ、じゃあ…余りの出来の悪さに呆れて…」
「おら、ここ間違ってんだろ？」
「…あ///」
確かに面倒臭ぇよな？
何でお前は生徒なんだろうな？
俺の本気を見せ付けてやりてぇ
そしたら一瞬でオトシテやる…。
お前に触りてぇから
消しゴム取る振りして
僅かに指先重ねてんだよ？
…ホント面倒臭ぇ…。
だからよ…
そんな顔赤くして
戸惑う様な仕草とか
マジで他の男の前ではすんじゃねぇぞ？
俺だけが知ってるって思いてぇ
お前のその顔。
あと、膨れっ面もな？
"意外と"可愛いんだぜ…？
………。
チッ…！
…ホント腹立つな？
俺がお前に惚れてんじゃねぇか…。
だから結局、俺が言いてぇのはだな？
「留年なんかすんじゃねぇぞ…？」
fin
モドキ☆→