+α

□HIT 御礼☆
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『友情』…とか







んな堅っ苦しいモンじゃねぇよ…。







ただよ?なんつーか…

ダチがやられてんのとか、ほっとけねぇだろ?







それしちまったら男じゃねぇ…つーか…







男が廃るんだよ。











ん?すたる…??



"スタル"ってなんだっけか…?











………。





…まぁいいや。







女にはそうゆうの無いのか?







………。







とっ、とにかくだ!男と女は違うんだからしょうがねぇだろ?!



それが男ってモンなんだよ!







俺だって、べつに無意味に揉めてるワケじゃねぇ!!







「ちょっと亮〜…いい加減その仏頂面やめてよ?」



「う、うるせーな!俺は元々こんな顔なんだよ!」



「………あっそ!」



「イッ!!!!おまっ!もっと優しくしろよ!」



「痛いのは当たり前でしょ?ケンカばっかり良く飽きないね?」



「ンだよ…自分の不器用さを棚に上げて…。
おっ、男には男の事情ってモンがあんだよ!」



「あっそ!どーもすみませんでした!次ケンカしても私もう知らないから!」







………んだよ。



そんな怒んなくてもいいじゃねーか…







確かによ?



“ケンカしないで”って



お前良く言ってっけど…







“もう知らない”…って







そこまで怒る事ねぇだろ…?







べつにお前とケンカしたいワケじゃねーのに…。











俺は男だから



頭下げたりとか…そーゆうの…







出来ねぇ…つーか…



カッコ悪ぃ…つーか…。











3歩先…



いや。1歩先でもいいんだ。







お前の前を歩きたいって思っちまう。







だからよ?



俺に着いて来てくんねぇか…?







///!!!!



///って!プロポーズみたいじゃねーか!



なに考えてんだよ///俺!!!!







「亮?どうしたの?」



「べべべべつに!どうもしてねぇ///!!」



「?へーんなの」



「う、うるせー///変じゃねぇよ!!行くぞ///」



「ちょっ!亮待ってよ〜」







俺。変なのか…?



やっぱおかしーよな…?







ちょっと足の速度を緩め後ろを意識する。






………。








「…ほら。貸せよカバン」



手を差し出すと、むくれていた顔はキョトンとして

大きな目をパチパチさせた。







その手から半ば強引にカバンを奪うと俺はまた帰りの道を歩きだす。



「え?あ。ちょっ、亮!」



「置いてくぞ!」



「も〜!待ってってば〜」







お前と居ると



妙に強がったり優しくなったり…



自分が変なんだ。







なんでなんだろうな…?







「えっと…亮?」



「あ?」



「ありがとう♪」



「お、おぅ///」



「ふふっ♪…もしかして照れてる?」



「っ///」







ばっ///だから並んで無邪気に顔を覗き込こんでんじゃねぇよ!!!!///



「クスクス♪」







………///















ま、まぁ隣でもいいからよ?



お前はお節介焼いて



ずっと俺に着いて来いよな?







fin


モドキ☆→



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