怖い話


□夜のこわいおはなし
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これは私達が実際に体験したおはなし…




T『怖い話しょうよ〜』

私は修学旅行に行って一緒の班の女子三人に怖い話しよってせがんだ。
でも残念な事にこの三人は根っからのビビリちゃん

S『無理無理絶対無理』
K『あたしチビルゎ!』
R『T呪われるよ!!』

こんな事ずっと言ってる。
馬鹿かよ、そんな事だったら皆ほとんど呪われてるっつーの(笑)
寝るときに部屋で怖い話!
修学旅行の一種の定番でしょうよ〜
こんな事をしつこく言って渋々三人はOKしてくれた。
ちょうど就寝時間も少し過ぎて、電気も消え出して、物凄く…怖い話をするには良い感じだと思った。
でもこの私の馬鹿な考えが嫌な思い出になるとも知らずにこわーい話が進んでいった…
事実、あまり怖い話の内容は関係ないのだがしている最中の事…
ガチャ、
ドアの開く音が。

S『やば先生』
T『しっ!』

………?あれ??
先生………来てない…
私を含め四人に冷たい雰囲気が漂った。

R『T布団入れて(涙』

Rが布団に来たのと同時にKとSも入って来た。
ぎゅうぎゅう状態で苦しいけど今は四人で固まっている方が安心でき自然と手を繋いでいた。
体じゅう、一気にわっと汗が出た感じがした。
静まり返った暗闇の中、窓際に置いて乾かしている私達のタオルが落ちた用な音がした、
私達は手を咄嗟にきゅっときつく結び固まっていた。
…………………何で?
暗闇で解らなかったけどタオル付近の窓が…空いている
微かな風邪の音がした。
Kが口を押さえながら静であるが泣き出してしまった。

先『何時まで起きてるの〜貴女達は〜』

保健の先生が見回りに来た。普通なら見回りは嫌な物だけど私は安心感で一杯だった。
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