BASARA話
□保護者恋愛 4 (120〜148)
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「おじゃましまーす」
「待ってたぞ」
大人だけの声が玄関に響く。
いつもこの空間は幸村を待っている政宗様と、そしてそれに応える幸村の声が響き渡る。
なのに今日は俺たちだけ。
とても不思議な感覚だった。
来て早々に佐助にビニール袋を手渡された。
中はノンアルコールのビールが入っていた。
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