BASARA話 

□保護者恋愛 3 (89〜119)
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「政宗殿!勝負でござる!」

庭では幸村と政宗がサッカーボールを追いかけている。

「どうぞ」

「ありがと」

紅茶の入ったカップを置き、小十郎さんは向かいの席に座った。
紅茶を一口飲み、チラリと彼を見遣る。
彼は黙って子供達を見ていた。
今日の彼は口数が少ない気がするのは、気のせいかな。
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