東方2次創作
□第一話
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「うーん、どこだここ?」
俺がいるここは何もない殺風景な場所であった。
俺は知らぬ間にこの知らぬ道を歩いてきたのだろうか?
しかし、俺はこの先に行かないといけない気がした。
しばらく歩くと道は終わり、川に出た。
「何か、寂しいところだな。全く人の気すらしない。」
すると、川の奥から人影が現れた。
その人影は、こちらに向かってきており、そのシルエットに鎌のような獲物が見えた。
「やべぇ〜。人の気無くて寂しいとは言ったが殺人鬼っぽいのは勘弁なんだが…」
逃げるべきだとは思ったんだが、後ろに行くことを体が許さなかった。
すると、その人影がはっきりとしてきた。
「えっ!?」
その姿を確認した俺は、かなり驚いていた。
何故なら、鎌っぽいシルエットが鎌だったのだのもそうだが、それよりもその持ち主が女だったことに驚いたのだ。