VitaminX小説
□甘味と酸味
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「翼くん!!また無駄遣いしたでしょ!!」
「What?何がだ?」
「自家用ジェット機なんて高価で済まされないようなもの買って!!」
「ハッ!自家用ジェットのどこが高価なんだ。高々3千万程度だぞ」
「3千万稼ぐのにどれだけかかると思ってるのよ!それに自家用ジェットなら前も買ってたでしょ?」
「世の中とは凄いもので半年もあればカガクギジュツは相当進歩するのだ。だからそれに合わせようと最新のジェットを買ったまでだ!」
「そんなまともそうなこと言われても騙されません!」
「それにこれは俺の稼いだポケットマネーだから問題ないと口を甘くして言っているだろう」
「それを言うなら口を酸っぱくです!!」
「…フン。そんなことはどうでもいい」
「良くありません!いい加減正しい日本語覚えてってこっちだって口を酸っぱくして言いてるのに…」
「…じゃあ悠里。お前のその口は酸っぱいのか?」
「え?………んっ!?」
「……very sweet」
「ちょっ…翼くん!?」
「お前のlipはとても甘いな…もっと、味わっていたいくらいだ…」
「なっ……んっ…」
…その後悠里は翼に全て美味しく頂かれたとか。
甘味と酸味
甘いに超したことはない
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ビタプラで翼が「口を甘くして〜」って言っているのを見てふと思いついた
後で冷静になって考えてみたら、3千万で自家用ジェットは買えないことにも気がついた
title by:Memory Girl
2010.12.20