銀魂連載 N
□11
1ページ/2ページ
「お世話になりました」
学校に行くことが決まり、いつまでも迷惑掛けるわけにもいかないということで家に帰ることにした
先生は迷惑じゃないって、此処にいればいいって言ってくれたけど、やっぱり甘えっぱなしは悪いから
「またいつでも来な」
「ありがと」
帰って来た部屋はあの時のまま、暴れたせいで散らかっている
秋人はあれから来てないのだろう
来る時は頻繁に来るが来ない時はさっぱりだから
それにあんな事あったら来ないでしょ
「まずは片付けからか」
1人でいることの若干の寂しさ
さっきまではすぐ近くにあった温もり
「・・・今までの生活に戻っただけだ」
それに学校に行けば会えるじゃないか
過ぎった甘えを消すように首を振り、手を動かすことだけに専念した
.