銀魂連載 M

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「・・・・・ねぇ」

「・・・・・・・」

「・・・ねぇってば」

「・・・・・・・」




「玲ちゃぁぁああん!!!」



「うっさぁぁあい!!」






バフゥッ

「ぶへらっ」




いつまで経っても黙らない銀時に痺れを切らし枕を投げつけた











「だって・・・グスッ、玲ちゃんが・・・・無視するから・・・・グスッ」



枕投げるなんて酷い!と飛んできた枕に顔を埋めながら泣き真似をする銀時



「お前さぁ まじでうるさいんだけど」

「いゃぁぁあ!反抗期!玲ちゃんが反抗期ぃぃい!!」

「もー鬱陶しい!!」



寝てるんだから静かにしろよ!と向のベッドを指差した




今更だがここは病院の一室

紅桜の件で重傷を負ったため只今入院中なのだ


銀時は重傷のため当然なのだが、玲はそれ程でもないため実は入院しなくてもよかったりする


だが銀時が我が儘を言って強制入院になった



そして此処は4人部屋

1つは銀時

その隣は玲
銀時の向かいは空いていて



玲の向かいのベッドには





「フハハハハハ!俺がこれしきの傷で寝込むと思ったか!!」





ヅラがいる












「ホントさぁいい加減にしてよ つーか何で俺より重傷の2人が俺より元気なんだよ」



寝ずに騒ぎ続ける2人にイライラが募っていく



「いやー なんでか知らねーが何故かテンションが上がってくんだよ」

「修学旅行のようだ!」

「ガキかっつの!」



枕投げを始めるような勢いの2人を本気で止める



「ちょっ、隣の部屋とかに患者さんいるんだから静かにしろって・・・・・」




「「ぎゃははははは」」








ムカッ








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