銀魂連載 M
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辺りが暗くなった頃
銀時たち4人は銀時の案により、武器が盗まれたという倉庫で待機していた
「本当にここに来るのか?」
「絶対来る。間違いねぇ」
「何を根拠に……ι」
「"武器盗めてラッキーだったよなぁ"
"また隠れてたら何か盗めるんじゃね?"
"だな!よし行くぞ!"
……みたいな感じ」
「…単純すぎねぇ?ι」
銀時の幼稚な考えに3人が呆れていると、倉庫の扉が開く音が響いた
「?…こんな時間に誰ですかね?」
「しっ」
気配を消して耳を澄ましていると、たくさんの足音と共に会話が聞こえてきた
「いやぁ、今朝は武器盗めてラッキーだったよなぁ」
「またここにいたら何か盗めるんじゃね?」
「だな!よし隠れるぞ!」
『………』
先程聞いたような会話に全員唖然とした
「まじでか、まじでか!銀さんすごくね?エスパーじゃね?」
「単純すぎんだろι」
「やべーよ、マジやべーよ。銀さん未来読んじゃったよ!絶対何かしらの力秘めてるよ!玲、銀さんを誉めてーvV」
『調子ノってんじゃねー!』
ドカッ
「ブヘラーっ」
玲に抱きつこうとした銀時だったが、神楽と新八の跳び蹴りによって阻まれた
***
「相手は結構な数だ。二手に別れたほうがいいかもしれない」
「よっしゃ、玲一緒に行くヨロシ」
「なに勝手に決めてんだ馬鹿。玲は俺と行くんだよ」
「天パと玲は釣り合わないヨ!」
「ガキの方が釣り合わないっつーの!」
ギャアギャアギャアギャア
騒ぎだした2人を慌てて止めに入る
「ちょっと!デカい声出さないでくださいよっ!」
「バレたらどうすんだよ!」
「別れるなら公平にコレしましょう。……せーのっ」
『グーとパーでわーかれーましょ』
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