銀魂連載 M

□7
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さっきの店員……


偉い整った顔してやがったな


男……いや、女…



どっちだ?ι






「お待たせしましたぁ!」

「ありがとぉvV」





「お待たせしましたぁ!」

「おぉ、サンキュー姉ちゃん!」



男にも女にも人気なんだな


余計どっちかわかんねぇよι


つか、玲くんとか姉ちゃんとか……

どっちなんだよ




「それでは、失礼しますね」

「ちょっと待って待って」

「 ? どうしましたか?」

「隣り座ってよ〜。おじさん達と一緒に食べようよ〜…ヒック」




どうやらオヤジどもは酔っているようだ

別の客のところへ行きたい玲だが、オヤジに腕を掴まれている




「すみませんが、他のお客様のところへ行かないと……」

「そんなのいいじゃん♪他に店員いるんだしさっ」

「いえ……その…」

「堅いこと言ってないで、ほら座って!」

「うわっちょ…」




オヤジは玲の腰に腕を回し、無理矢理膝に座らせた

玲はもがこうとしてもなかなか動けない




「それにしても姉ちゃん軽いねぇ」

「ちゃんと飯食ってんのかぃ?」

「ぎゃははは!腕も細いしなぁ!」

「ちょ…やめてくださいってば!」

気持ち悪い…殴りたい……(怒)

ベタベタ触ってくるオヤジたちに、だんだんと腹がたってきた玲




「お客様!いい加減に「そこまでにしとけや」




玲が殴ろうとした時、瞳孔が開いた無愛想な客がいた

へらへらしていたオヤジ達はその男の邪魔によって不機嫌になったらしい




「あぁ!?なんだよあんちゃん!」

「邪魔すんなや!」




その男に突っかかってきた




「邪魔だぁ?…どっちかっつーと、てめぇらがソイツの仕事の邪魔してんだろ?」

「なんだぁ!?」

「とりあえずソイツ離せよ」



グィ

「わっ」



腕を引っ張り、オヤジから玲を解放した




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