銀魂連載 N

□06
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ちょっと安心した


この間会ったときずっと泣きそうに笑ってたから


でも今は普通に笑ってる



いちご牛乳を飲みながら他愛ない話をした

こんなに話したのは初めてなんじゃないかってくらい話した



「なぁ雅、そろそろ教室に・・・・・」

来ないか?

という言葉は続かなかった


なぜなら



「あら、おかえり晋ちゃん」


この部屋の主が帰ってきたから

゙晋ちゃん゙と呼んだのが気に食わなかったのか容赦なく頭に平手打ちしやがった(めちゃくちゃスパーンていい音したんですけど)

いやいや晋ちゃんっていいあだ名だと思うよ?すっごいキュートだよ


・・・・5歳児の少年が浮かぶけど



黙ったままの雅に視線を向けるとコップを口につけたままきょとんとしている


「どったの?」


俺の問いかけに高杉も雅へ向く


「いや・・・・2人って仲いいんだぁって」


あぁ、そういうこと


「そーなの もう親友以上みたいな?」

「馬鹿言うな ただの腐れ縁だ」

「ふ〜ん」


心底意外って顔してる

・・・・そんなに意外?






「熱はもういいのか?」

「うん 寝たらすっきりした」

「帰ってからも安静に寝てなさいよっ風邪ナメると怖いからねっ!」

「はぁい」


おかんだ って笑う雅に対して こんなのがおかんだったら絶っ対ぇ嫌だ って零す高杉

お前後でデコピンな



「んじゃぁ俺そろそろ帰ろっかなぁ」


下校時間と重なるの嫌だし と伸びをしている

お腹見えてセクシーなんですけど


「いちご牛乳ごちそうさま」

「いいっていいって」



「せんせー、銀ちゃん さよーなら」

「あぁ」

「じゃーねー」




はぁ・・・・癒やしが帰っちゃったよ






(おい゙銀ちゃん゙ってなんだ)
(アハ バレちゃったぁ?)
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