銀魂連載 N
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「あ゙ー ・・・だる」
手で隠すことなく欠伸をしながらついでに伸びをする
その際に少し痛んだ腰を擦る
すると嫌でも昨夜のことが頭に浮かんだ
(・・・・・昨日のおっさんえらい元気だったなぁ・・・・)
あっちが何度果てても終わることはなく、結局何度シたかすらわからない
・・・こっちとしては快感など微塵も得られなかったのだが
「まぁ貰うモンは貰ったし」
このぐらいの倦怠感は良しとするか
だが怠いものは怠いワケで
「・・・・・今日も『あっち』だな」
今更だがこの青年―風間 雅は登校中なのだ
雅はれっきとした銀魂高校に通う3年生
ちなみにクラスは問題児のたまり場で有名なZ組
ということはそんなクラスに所属する雅も問題児なワケで
最初は普通だったのだが、2年生頃から数える程度しか教室には行っていない
今では出席日数ギリギリくらいにしか来ない
そんな彼が教室ではなく向かう場所は―
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