サモン小説

□Let'sknock!~after~
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これは拍手文『Let's knock!(クッティver)』の続編となります。

設定としてはゲームよりも、公式小説よりも数年後(といっても2〜3年後)をイメージしております。










突然の出来事にヴァリラは頭痛を覚えた。



いや、実際に痛いのは右頬なのだが‥‥‥。





Let's knock.~after~





「クッティ!!」





見事、黄金の左ストレートを喰らわすことができたクッティは至極の笑みを浮かべてヴァリラを見下ろしている。



来訪者をグーパンチで出迎えるのは如何なものかと思うが、彼には何を言っても通じないであろう。



唯一聞くとすれば、彼が愛してやまない主人の言葉だけ。




ヴァリラはその“主人”であるプラティに会いに来たわけなのだが…





「クティッ!!」





彼女に会うためにはこの野蛮な小動物をどうにかしなければならないようだ。






「…クッティ、いい加減にそこをどけ…」


「クティィィ…ッ」


「ふ…退く気はない、か…」




フーッと唸り声をあげるクッティに睨みを効かせるヴァリラ。




しばらく二人の間に火花が飛び散る。





しかし、それは長くは続かなかった。




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