□散
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正義の刃が
怒りの剣が
私に向けるれている。

悪いのは誰?

私?
あなた?
私?
あなた?

おかしいのは誰?


世界を写す瞳が
闇を宿した。
見るものすべてが、
醜い。
恐ろしい。
私を見る君の瞳
世界は私を粉々にしようとする。
重りは重くなるだけ。
鎖は絡まり私には解けない。
君は助けない。あなたは手をださない。
定まらない正義。
何が悪い。
何がいけない。
わからないことだらけ。
愛や希望や勇気。
わからない。
わかりたくない。
私には難しいすぎるよと
また、隅に消える。


いらない。
ごみ箱に捨ててみるけど
心の奥の深い深い場所から
「お待たせ」っていうあなたたちがとても憎い。



刃が剣、
一斉に私の心臓を狙っている。

私はいつ罪を侵したの?

裁かれないといけないのは誰?

私?
私。
私?
わたし、わたし、わたし、ワタシ?

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