「心の笑顔」



 皆はんこんにちは、李紅蘭です。
 花やしき支部に用事があって、今帝劇に帰ってきたところや。

「おかえり、紅蘭。」
 食堂の前を通った時、大神はんの声がした。
「ただいま帰りました〜。大神はん今頃食事かいな、もう14時やで?」
「本当は食べるつもりはなかったんだけどな。レニが食べなきゃダメだって言うから。」
 大神はんは苦笑ぎみに言って、ご飯を流し込む。
「そら大神はん、レニの尻に敷かれとんのとちゃいます?」
「ボクがどうかした?」
 うわぁまずぅ…、今のレニに聞かれた?
「紅蘭、おかえり。」
「あ、ただいま〜。」
 聞かれてへんみたいや、良かったぁ。
「隊長、これから食事抜きで仕事なんて考えちゃいけないからね。」
「うん、わかってるよ。」
「仕事はまだ残ってるんでしょ?ボクも何か手伝うよ。」
「レニ、レニは寝不足だろう?俺の心配ばかりして…。」
「そ、そんなこと…。」
 レニの顔がみるみる赤くなっていく。
「一緒に昼寝でもしようか。」
「で、でも仕事が…。」
「仕事はもう片付けたよ。」
 ウチに構わず話はどんどん進んでいく…。
 どないしたらええねん!
「今度はレニが俺の言う事を守る番だよ。」
「…うん。」
「それじゃあ、紅蘭。レニ、行こうか。」
「あ……。」
 今わかった、この2人は周りをよそに2人だけの世界に入ってしまうんや。
 それがいいのか悪いのかウチにはわからへんけど。

 思ったとおり、大神はんとレニは中庭のベンチに仲良く昼寝しとった。
 大神はん、さっきの言葉撤回するわ。 
 ホンマはお互い心配でしゃあないんやろ?
 ホンマ仲がええなぁ、今の2人の寝顔めっちゃ幸せそうやで!




 あとがき
天川さんに捧げます
10101hit 「紅蘭視点で大レニ」

こんな方法で書いたことないので苦労しました(・_・;;
どうなんですかね、これ。
紅蘭を思いっきりムシしちゃってるんですが。

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