BLEACH
□ギンなだけにギンギラギン
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乱「さて、次歌うわよ!」
グイッとジュースを飲み干しマイクを持ってスタンバイする。
市「何歌うんや?」
乱「そうねぇ…」
吉&日「(Σ考えて無かったんかい)」
思わず心の中でツッコむ吉良と日番谷であった。
乱「♪〜♪〜♪」
そんなのを知るよしもなく鼻唄混じりで、パラパラと本をめくり…
乱「あ、これにしようっと♪」
手慣れた手付きで曲を入力する。
暫くすると画面には…
吉「な、夏のお嬢さん!?」
乱「ご名答♪」
フフッと笑いながら流れてきた音楽にリズムをとる。
乱「チュウ、チュウ、チュチュ〜♪」
乱菊がノリノリで歌ってる中、残ったメンバーは…
市「イヅル、この曲入れてや」
日「マジで歌うのか市丸」
市「当たり前やん。ほな、はよ入れてや」
吉「いいですけど…何の曲なんですか?市丸隊長の手が邪魔で番号しか見えませんよ」
市「いいから、入れてや」
日「吉良、入れた方が身の為だ」
吉「はぁ…」
納得がいかないが、隊長2人に言われ、渋々入れることに。
日「なぁ、吉良。これ、なんて読むんだ?」
日番谷が指差したのは
吉「『KAT-TUN』ですか?」
そこでつかさず市丸が
市「カートゥーン?」
吉「違います!『KAT-TUN』です!」
ボケ(市丸)とツッコみ(吉良)は息がピッタリ(?)である。
日「じゃあ…これは?」
吉「『Real Face』です」
市「……」
さすがにボケが浮かばなかったのか黙ってしまった。
日「なぁ、なんで吉良は仕事してるのに現世の事、知ってるんだ?」
吉「(Σギクッ)」
日「吉良?」
黙ってしまった吉良に対し、顔を覗き込む。
市「十番隊長はん。あまりイヅルをいじめんといてぇな」
日「……すまねぇ」
謝ったトコで
乱「お嬢さん、お嬢さん♪」
乱菊の歌が終わった。