携帯獣
□差は歴然
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寒い寒い。
こら、勝手に人のボールを取るな、投げるな。
ウィンディ!もふもふだぁ。あったかい。あったかくて死ねる。幸せで死ねる。ウィンディ大好き。
それは俺のウィンディだ。
ウィンディ欲しい。
捕まえて来い。
野生には居ない。
ガーディから育てろ。
ウィンディがほしい。グリーンのウィンディが欲しい。
誰がやるか。
っ・・・ウィンディィィ!!
もふもふ毛が舞う。冬場にその温かさが惜しいのは分かるけど、何でお前にウィンディをやらなくちゃならないんだ。絶対やらん。
それにお前炎タイプ持ってるだろう。
甘いよ、グリーン。私はグリーンのウィンディが欲しいだけであって、炎タイプ云々は関係ないのだよ。
なんだよ、その口調。拗ねるぞ、お前のブースターが。
ブースターは愛してる!ウィンディは大好き!
愛情の差か。
まぁ、そんなもん。レッドも好きだよ。
何でそこでレッドが出る。
グリーンもすきー。
ふーん。
つまり纏めると、ブースター>>>ウィンディ>>越えられない壁>>レッド=グリーン、みたいな?
知るか。
何?わかんないの?馬鹿?
うるせぇ。兎に角、返せよウィンディ。
・・・逃げるぞウィンディ!
お前の言う事なんて聞くか。
仕方ない。あと、五分。
・・・あと五分だけだからな。
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