novel2
□ショコラな夜
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エクセラはその後も幾度と無く濃厚な口付けを繰り返した。暫くし、漸く気が済んだのか、唇を離した。息遣いの荒いエクセラに、思わず笑みを零した。
「気は済んだか?」
「は…足らないわ……けど、キスばかりしてたって先に進まないもの」
「ククク…そうだな」
「だから、仕方なくよ?」
話をしながらもエクセラの首筋に唇を押し当て、きつく吸い上げては赤い痕を残した。
「ぅ、ん……痛いわ」
「所有印は濃い方がいい」
「だからって……あッ…!」
未だに口を開こうとするエクセラの、たわわに実った2つの乳房の頂をつねってやる。そうすれば、高い喘ぎ声が漏れた。
「あっ…やぁん……あ…」
エクセラの体がびくびくと跳ねるのを見て、頂から手を遠ざけ、細い脚を持ち上げた。片方の脚を肩に乗せ、見せ付けるように赤い舌を出してふくらはぎをねっとりと舐め始める。
「…んっ……ぁ…何、だか……」
「どうした?」
「それ……ゾクゾクするわ…ん……」
「ほう…?」
自らの脚を舐められる様を恍惚とした表情で見つめながら、零したエクセラの言葉にならば、と爪先を舐め、刺激してみる。すると、エクセラはシーツを握り締め、体を捩った。
「……イイのか?」
「あ……ん………分からない、けど…っ、イイわ…」
「ククッ…どこもかしこも性感帯だな」
「…アルバート……脚じゃなくてこっちも…舐めて…?」
エクセラはそう吐息混じりに言うと、脚を開き、下着越しに秘部をなぞって見せた。その願いを聞き入れる為、ショーツに手を掛け、するりと脱がせた。脚が再び開かれ、眼前に秘部が晒される。
赤く色付いた秘部からはとろりと、愛液が溢れていた。顔を近付け、それを舐め上げれば、エクセラの腰が震えた。
「…あっ!はぁ……アルバート…」
「ん…?」
「あ…もっと、して……」
素直に強い刺激を求めるエクセラに僅かに目を見開いたが、秘部に舌を差し込むと蜜壺を掻き回した。
「あぁっ…あん……ンっ…もっ、と……っ」
「もっと…?」
「…ふぁ…もっと……奥まで…あッ…」
エクセラに言われるまま、舌をさらに奥へと伸ばした。