novel2
□夫婦パロA
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指先で乳輪の周りをなぞり、中心に触れずにいると、そこはよりぷっくりと立ち上がった。
「…アルバート、ダメ…ぁ…っ」
「何が駄目なんだ?」
「こんな所で…ん、見られちゃ…っあ…」
首筋に舌を這わせ、軽く吸い付く。制止を聞かず、秘部に手を伸ばした。下着に手を入れ、秘部に触れれば、そこは既に愛液に塗れていた。指を挿入し、ワザと音を立てながら掻き回した。
「んっ…あ、ぁんッ…んん…」
「随分と濡れているようだが?」
「あぁん…ダメ…ダメよ、っあ」
人に見られる可能性があるからなのだろう、エクセラのナカは俺の指をいつも以上に締め付けている。
(これはいいな……)
口角を上げ、エクセラの前に回ると、しゃがみ込んだ。
「え…なに…?」
「手を付いていろ」
エクセラは言われるまま、手摺りに両手をついた。
「足を開け」
おずおずと足が開かれた。俺は、スカートを捲り上げ、下着をずらすと、秘部を舐め上げた。敏感な芽を舌先でつつく。
「っ!…んんっ、ん…っはぁ、はっ…」
エクセラは、口元を手で押さえ必死に声を堪えていた。
しつこいくらいに芽を刺激してやれば、トロトロと愛液が滴り落ちた。
(凄いな…)
ぐっしょりと濡れそぼった秘部を見れば、物欲しそうにヒクヒクと動いている。そこへ、1本の指を挿入した。
侵入してきた指を逃すまいと、内壁が絡み付く。今すぐ己の、勃起した欲望をねじ込みたい衝動を抑え、指を動かした。
「んふっ、ぁあんッ…んっ、んっ!」
「声を出せばすぐに何をしているか、バレるぞ」
「!…んっ、ふ…ん゙ん゙っ!」
俺の言葉に体をビクリと跳ねさせ、エクセラはより声を抑えようと躍起になった。
「ククク…いやらしいな。指だけではまだ物足りんか?」
「…〜〜〜っ」
「ん…?」
不意にエクセラの声に違和感を感じた。ふと顔を上げてエクセラを見やれば、ぽろぽろと涙を零していた。
「っ!?」
「ふっ…ぅ……く…」
顔を真っ赤にして、涙を零すエクセラを抱き上げ、バルコニーを後にした。寝室へ向かい、ベッドに腰を降ろし、エクセラを強く抱き締めた。
「エクセラ……」
「っ…ぅ…っく……」
「悪かった…やり過ぎたな…」
謝罪の言葉を述べ、エクセラの頭を撫でてやる。そうしてやれば涙は止まったらしい。
「………ばか」
「……悪かった」
「もういいわ。……それより、此処で…ちゃんとして」
俺の首の後ろに腕が回され、一瞬だけ唇が触れ合った。
「……最初から、か?」
「え?」
「俺としては、今すぐにでも挿れたいんだが…」
そう言えば、エクセラは俺の足を跨ぐように座り、下腹部へ視線を落とすと、おもむろに手を伸ばした。ズボンの前を寛げ、下着から俺の中心を取り出した。そして、あろうことか両手で中心を弄りだした。