素敵な頂き物
□馬の乗り方(BL)
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「Hey!!my honey!元気にしてたか?」
そう言って馬から飛び降りる政宗。
幸村は動揺もせずに政宗を見る。
「…………政宗殿はなぜ馬から降りるときに飛び降りるのでござるか??かっこいいと思っているのですか?」
真剣に問いかけている幸村。だが、その言葉には大きな棘がたくさん付いており、政宗の心わグサグサと容赦なく刺している。
「か…かっこいいと思わないのか……?」
ガクッとその場に座り込み幸村に刺されて痛い心で問いかける。
「思わないでござる」
「!!!!!!!!」
この言葉で政宗は白く石化する。
「政宗殿」
「じゃ…じゃあお前がかっこいいと思う馬の乗り方はなんだ…?」
「そんなことは決まっているでござるよ!」
お館様の馬の乗り方(馬二頭使い仁王立ち)でござるー!!By幸村の叫び
「あれこそ!男の中の男!!!」
未だに続く弾丸トーク。
キラキラした目で話す幸村。そして政宗に一言。
「さぁ!政宗殿!!お館様の乗り方でお乗りくだされ!!」
「ま…また今度な…。」
乗れるかー!!!By政宗の心の声
「じゃ、じゃー今日は帰るぜ…」
「来たばかりでは?」
「いや、帰るよ…」
飛び乗る事もなくとぼとぼ帰って行った政宗であった。
《おまけ》
「旦那ぁ。」
「なッなんだ?佐助。」
「かっこいいと思うんなら素直に言いなよ。」
「!!!!うっ五月蝿いぞ!」
顔を真っ赤にする幸村。
その幸村を見て笑う佐助がいた。
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