動物達の恩返し(キリ番小説)
□〜Jealous〜
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───…ヒョン
────ノヒョン!
「───ユノヒョン!!」
俺は、ハッとして声のする方に顔を向けた。
今日は、雑誌の取材。
今は小休憩の時間で、俺は座ったままボーっとしてたらしい。
ジュンスが、俺の両肩を掴んで、思いっきり揺すっていた。
「どうしたの?具合でも悪い……??」
手の平を俺の額に当てて、横から心配そうに覗き込んでくる。
天然なわりに、他人の事には鋭い。
「あぁ、大丈夫。心配してくれて有難うな。」
「う〜ん…、ならいいけど…」
ジュンスは腑に落ちないみたいだが
俺はこれ以上何も聞いて欲しくなくてハグをして紛らわした。
そのまま背中をバンバンと叩いたら
「ユノヒョン、力強すぎ!(笑)」
と、軽く膨れて愛嬌を見せる。
スタッフ「ジュンス君!出番です!!」
「あ、はい!じゃあ、ヒョン行ってくる!!」
「お、行ってこい(^o^)!」
今度は、ジュンスがユノの背中を叩いて、現場へ向かって行った。