動物達の恩返し(キリ番小説)

□〜Jealous〜
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最近、途切れたビデオテープを繋ぎ合わせた様な記憶の残像が


瞼を閉じると何度も再生される。





"ヒョン、それ有り得ないですよ"



"お腹がすいたので、何か買ってきて下さい!"



ちょっぴり辛口な言葉を発しながらも、真っ直ぐな瞳で照れを隠す君。





"風邪、引いちゃいますよ?"



"ユノヒョンがいるだけで……本当に僕は幸せです"




あまり表情に出さないけれど、かけられる言葉はとても優しくて、

心の中は、静穏で純粋な君。



全て俺だけに向けてくれているものだと思っていたのに……。



どうしてだ?


最近、微妙な距離が間にあって

磁石の同じ極同士をくっつけようとするみたいに、交わらないんだ。




俺が嫌いになった?




わからない……。


わからないよ、チャンミン。
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