Short Story

□Panties day A
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「知ってる?今日、パンツの日らしーよ」







「…………」











何を言ってるんだと、私はこの男をはっ倒したくなった。常に練習をサボる仙道、今日は珍しく練習開始前から来て何を言うかと思えば『パンツの日』とぬかしやがった













「…え、だから?」








「俺、思うんだよ
女子のスカートの中って夢と希望が詰まってるよね」








「真顔で何言ってんだよ」








「流石や仙道さん…!
そこに気づくとは正に天才や!」







「褒めるとこじゃねーだろ!」








「で、ちなみに俺的には純白のフリルも好きだよ。俺色に染めたいっていう欲望が湧き出るし?」








「もうやだ…パンツを熱く語る男が陵南のエースとか認めたくない…
つかお前はそんなのメモるな!」












自分の隣りで『要チェックや!』と叫びメモる彦一をとりあえずぶったたいた
こんな場面を流川や桜木がみたらどう思うのだろうか















「でもやっぱ、紐パンがいいんだよ」







「まだ続いてんの?その話し」








「続くよ…あ、彦一?
魚住さんにどんなパンツが好きなのか聞いて来いよ」








「了解です、仙道さん!」








「お前、後輩に何させようとしてんの?!彦一、お前も行くなァァァァ!」














もう知らん、魚住さんに
ぶん殴られろ。つか、このド変態男をどうにかしなければならない
越野に託したい…















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