09/11の日記

01:52
リハビリ夢小説。
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───夢をみたの。

大好きなひとの傍で、楽しそうに、幸せそうに笑っていた、私の夢を。


「ね、」
「?」
「望むことは、罪じゃないよね」

不思議そうに首を傾げた彼。
私は今、ここにいる大好きなひとを忘れようとしている。

彼に、私を忘れて、と。
そう伝えて。


彼の甘えで、私も彼に甘えて、『フツー』と呼ばれる恋仲のような関係をもった。
ただそれが、フツーの人の路ではないだけ。誰にも言えない関係なだけ。
私は、彼が大好きだ。

「・・・・・・え?」
「忘れよう? もう、お互いのために。こんなこと、やめよう?」

大好きなの。
だから、彼が私じゃない他の人を好きになったのも、分かっちゃったんだ。

大好きだから、幸せになってほしいって思うのも当然で。
一緒に幸せになれないことだけが心残りで。

「なにを・・・言って、」
「ダメだよ、もう、・・・私と会ったりしちゃ。好きな人のために、この時間、使ってあげなきゃ」
「・・・・・・どうして、そんな・・・っ」

零れ落ちそうになる涙を、いつもの優しい手で拭ってくれた。

───そういうの、ずるいよ。

悲しくないわけがない。
でも、・・・・・・だけど。


「ばいばい」


大好きなの、あなたのことが。

だから、
私は、忘れなきゃ。
大好きな彼を忘れなきゃ、私はずっと前に進めない。
彼もきっと、私に甘えて前に進めない。

だから忘れなきゃ、ぜんぶ。

「・・・・・・望んでも、いい・・・よね?」

見上げた先の月が笑っているように見えたから、私は少しだけ救われた気がした。

いつの日か、なんて。
そんな日、来ないかもしれないけど。
望ませて。

初めて出逢ったあの時のように、運命だと思えたあの気持ちのまま。


大好きな彼に、また出逢える日を。


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会いたいです、陸遜に(笑)
これ書いてるときに外がどしゃ降りになりました・・・!利根川の水制限とか解除されればいいですねー。

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